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特定技能制度

介護の特定技能外国人を採用するメリットとデメリット

#### 特定技能介護は、日本で特定の介護技能を持つ外国人労働者が、介護の分野で働くための制度です。特定技能介護の業務は、介護サービスを提供する多くの設備や施設で行われます。
![](https://cms.tsb-care.com/wp-content/uploads/2023/09/HP-kaigo.png)

### 具体的には

**身体介護: **特別養護老人ホームや介護施設で、高齢者や身体障害者への身体的なケアを提供します。入浴介助、食事の介助、排泄のサポート、体位変換、移動補助などが含まれます。

**認知症介護:** 認知症患者へのケアが必要な場合、認知症介護に特化した施設での作業が含まれます。行動管理、コミュニケーション支援、認知機能訓練などが業務に含まれます。

**看護補助: **看護師の指示に基づいて、病状のモニタリング、服薬支援、傷のケアなど、看護補助の業務を行います。

**リハビリテーション:** 身体機能の回復や維持をサポートするためのリハビリテーションプログラムに協力します。物理療法や作業療法のサポートが含まれることがあります。

**日常生活支援:** 居宅サービスの一環として、高齢者や障害者が自宅で生活できるように、買い物の手伝い、家事代行、送迎サービスなどを提供します。

**コミュニケーション:** 利用者とのコミュニケーションが大切であり、利用者のニーズや要望を理解し、適切に対応することが介護の業務に含まれます。

特定技能介護は日本国内で高齢化が進行している為、需要が高く、外国人介護労働者の技能やスキルを活用して、介護サービスを提供することを支援しています。ただし、特定技能介護に従事する為には、特定の資格や技能を持つことが求められ、制度に関する厳格な要件があります。

#### 介護の特定技能外国人を採用するメリット

人材不足の解消: 日本は高齢化社会であり、介護人材の需要が非常に高いです。外国人特定技能介護労働者を採用することで、人材不足を一部解消できます。

多文化性の向上: 外国人労働者の採用により、施設やサービスの多文化性が向上します。異なる文化やバックグラウンドを持つ労働者が在籍することで、患者や利用者に対する適切なケアを提供できる可能性が高まります。

技能の多様性: 外国人特定技能介護労働者は、自国での介護経験やスキルを持つことがあり、日本の介護職に新たな視点やアプローチをもたらすことがあります。

#### 介護の特定技能外国人を採用するデメリット

**言語と文化の障壁:** 外国人特定技能者は日本語能力試験(N4以上)に合格する必要がありますが、それでも日本語のスキルには差があり、コミュニケーションに課題が生じることがあります。また、文化や習慣の違いからくる誤解やトラブルも発生する可能性があります。

**離職率の上昇:** 特定技能介護者は一定の期間日本で働かなければなりませんが、その期間が終了すると帰国することもあります。この為、一度技能を身につけた人材が離職し、新たな特定技能者を採用する必要が生じるかもしれません。

**ただし、外国人特定技能者が3年の介護経験を有する場合、介護福祉士の資格を取得する資格を目指すことができます。外国人特定技能者が介護福祉士の資格を取得した企業には、下記のようなメリットも考えられます。**

![](https://cms.tsb-care.com/wp-content/uploads/2023/09/26539324_s.jpg)

**質の高いケア提供:** 特定技能者が介護福祉士の資格を持つことで、介護業務の質と専門性が向上します。資格保有者は高い基本的な介護スキルや知識を持っており、利用者への適切なケアを提供できる可能性が高まります。

**信頼性と安心感:** 資格保有者が介護業務に携わることで、利用者やその家族は信頼感と安心感を持つことができます。これは、施設や企業の評判向上に繋がる可能性があります。

**スタッフの多様性:** 特定技能者として雇用した外国人労働者が介護福祉士の資格を持つことで、スタッフの多様性が増し、異なる文化やバックグラウンドからの視点を取り入れることができます。これは、施設内のコミュニケーションや問題解決においてプラスの要素となります。

**業務の幅広さ:** 特定技能者が介護福祉士の資格を持つ場合、介護業務だけでなく、高度な医療的なケアやリハビリテーションなど、幅広い業務に対応できる可能性があります。これにより、企業はより多くのサービスを提供できるようになります。

**スキルの向上:** 特定技能者が介護福祉士の資格を取得するために学習し、スキルを向上させることは、彼ら自身の成長にも寄与します。スキルの向上は、企業全体のパフォーマンス向上につながる可能性があります。

### 弊社の特定技能介護については

企業の採用条件に合わせて、適切な外国人材を紹介し、日本文化を理解し、日本語でコミュニケーションが取れる人材をご紹介するため、外国人とのコミュニケーションに関する問題が最小限に抑えられると考えています。

また、当社は登録支援機関として、受け入れ機関と外国人特定技能者の両方に安心感を提供できる様に努めており、特に国内での介護人材不足が深刻な状況であることを考慮して、外国人特定技能者の採用をご提案いたします。介護での技能実習を修了している。または、別の業種の技能実習生であっても、介護特定技能の資格を保持している人材をご紹介することにより、入職後の指導時間も短縮できると期待しています。

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