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特定技能1号「宿泊」試験の詳細と合格への道

宿泊業界において外国人材の活躍が期待される中、その雇用に関連する試験が特定技能1号「宿泊」試験です。この試験に合格することが求められる技能や語学のレベルは、どのようなものでしょうか。また、試験の開催場所、日程、申し込み方法などをまとめました。

特定技能1号「宿泊」試験の概要

特定技能1号「宿泊」試験を取得するためには、「技能測定」と「日本語」の2つの試験で一定の成績をおさめる必要があります。実施国内外で開催され、技能測定試験は宿泊業技能試験で5つのカテゴリから成り、日本語試験は日本語能力試験JLPTのN4以上か、国際交流基金日本語基礎テストに合格する必要があります。

技能測定試験に合格する

宿泊業技能測定試験とは、宿泊業(日本の旅館・ホテル)で必要とされる技能や知識に関して、外国人材のレベルを確認するものです。出題は下記5つのカテゴリです。

1「フロント業務」

2「広報・企画業務」

3「接客業務」

4「レストランサービス業務」

5「安全衛生その他基礎知識」

特定技能評価試験は、日本国内のほか国外でも開催されています。ただし特定技能「宿泊」では、国外試験はミャンマーでしか開催されておらず、昨今の政治情勢から、次回の開催予定は未定です。今後、実施国は増える可能性があります。

一方、日本国内で2021年4月に行われた試験では、受験者数394人で合格者数163人、合格率は41.37%でした。

合格者の技能や語学のレベル

特定技能「宿泊」を取得した外国人材は、業務や日本語に関する基本的な知識を身につけていることがわかるが、実技試験がないため、実務でのスキルは不明です。一方、日本語能力は個人差があり、複雑な会話は難しいかもしれませんが、最低限の知識は持っており、実践を通してスキルを磨くことができるでしょう。

日本語試験に合格する

日本での就業や生活が可能な日本語能力を持っているか、日本語の試験で一定以上の成績をおさめる必要があります。具体的には、日本語能力試験JLPTのN4以上、もしくは国際交流基金日本語基礎テストに合格する必要があります。

「日本語能力試験」

年2回実施される「日本語能力試験」で、「N4」以上の成績を取る必要があります。試験の評価はN1からN5まであり、N1がもっとも高難度です。ちなみにN4は、「基本的な語彙や漢字を使って書かれた日常生活の中でも身近な話題の文章を、読んで理解することができる」「日常的な場面で、ややゆっくりと話される会話であれば、内容がほぼ理解できる」というレベルです。

試験日程・開催場所・申し込み方法

試験は国内外で開催され、国内では主要都市で実施されます。試験申し込みはウェブ上で行い、証明写真や受験料が必要です。また、試験内容は筆記試験と口頭での実技試験から成ります。

試験日程・開催場所

試験は国内外で開催されます。

国内は下記のような主要都市で試験開催となります。

札幌 仙台 東京 名古屋 大阪 広島 福岡 那覇

試験により、会場や開催日時が異なる場合もありますので、最新の情報は以下サイトよりご確認ください。

一般社団法人宿泊業技能試験センター https://caipt.or.jp/

試験申し込み

ウェブから行うことが可能です。

申込みの際は証明写真データが必要となりますので、事前に準備しておきましょう。

また受験料として7,000円も必要です。

試験内容・サンプルテキスト問題集

2020年度からはiPadによる試験を実施しており、学科は全30問で45分間の正誤ならびに口頭での実技試験となります。

所要時間は合計70分程度です。

一般社団法人宿泊業技能試験センターが公開している筆記試験の問題は回答はテキストの問題を○✕で答えるマークシート式。

まとめ

特定技能1号「宿泊」試験は、外国人材の宿泊業界での活躍をかなえるための重要な試験です。基本的な技能や語学力を持った人材が求められており、今後も実務で磨き上げていく必要があります。適切な情報を確認し、試験に臨むことが重要です。

 

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