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特定技能『農業』の試験情報と受験条件

日本の農業分野で即戦力となる外国人材を採用したいとお考えの企業様へ、特定技能『農業』の試験情報と受験条件についてアピールする情報をご提供いたします。詳細を把握することで、適切な人材選定のサポートをさせていただきます。

1:特定技能『農業』の在留資格に必要な試験

特定技能1号の在留資格取得には、技能試験(学科+実技)と日本語検定の合格が求められます。技能試験は農業技能測定試験(耕種農業全般/畜産農業全般)が実施されており、申込は一般社団法人全国農業会議所のホームページから行うことができます。

日本語能力試験では、国際交流基金日本語基礎テスト(合格レベル)か日本語能力試験(N4以上)のいずれかに合格する必要があります。

2:技能実習2号を良好に修了した者について

技能実習2号を良好に修了している場合で、習得した技能が業務内容と関連性がある場合、技能試験と日本語検定が免除されます。

3:農業分野特定技能評価試験の内容

試験では、日本の農業分類や植物の仕組み、農機の使用方法、出荷や収穫、施設園芸や果樹など幅広い分野で基礎的な知識が問われます。

4:日本語能力試験(N4レベル)の詳細

N4レベルの日本語能力試験では、業務遂行のために必要な日常会話レベルの日本語力が求められます。具体的には「基本的な語彙や漢字を使って書かれた身近な文章を読んで理解できる」「ややゆっくりと話される会話であれば内容がほぼ理解できる」とされています。

5:農業技能測定試験(耕種農業全般・畜産農業全般)の技能水準

畜産及び耕種農業全般の技能測定試験では、飼養管理や安全衛生などに関する基本的な知識と、各種農作業を安全かつ正確にこなす技能が求められます。

また、日本語で指示された内容を聴き取り、理解できることが必要です。試験に合格することで、即戦力として活躍できる技能があると認定されます。

6:受験資格

受験資格は、試験日において満17歳以上であることです。在留資格があれば受験でき、短期滞在ビザを持っている方も受験が可能ですが、在留資格を有していない方は受験できません。なお、試験に合格したからといって必ずしも在留資格が付与されるわけではなく、各種申請が必要です。

7:農業技能測定試験の概要

農業技能測定試験は、「畜産」と「耕種」の技能分野に分かれ、試験時間は60分70問程度です。試験内容は、日本語音声を聞くリスニングテスト、学科試験、実技試験が含まれています。

まとめ:

本記事では、特定技能『農業』の試験情報と受験条件を解説しました。企業様の採用活動に役立てるために、技能試験と日本語検定の詳細、技能実習2号修了者に関する情報、試験内容、受験資格などをご確認いただくことが重要です。これらの情報を活用し、即戦力となる外国人材の採用に是非チャレンジしてください。

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